女性の便秘について

妊婦の便秘について

女性は生理があり、女性ホルモンのバランスが崩れ便秘になりやすいということをいいますが、妊婦さんにも関わっています。
妊娠している状態は、生理が続いている状態と同じ、とよく言いますよね。
妊娠しているときにも、黄体ホルモンが活発になります。

黄体ホルモンはステロイドホルモンの一種で、卵巣の黄体という部分から分泌されます。
このホルモンは妊娠の準備、継続、維持に欠かせないホルモンで、妊娠中期になると、胎盤からもこの黄体ホルモンが分泌されるようになります。

黄体ホルモンは腸の蠕動運動をそがししてしまいますので、便秘を起こしやすくなってしまうのです。
また、妊婦さんはだいたい6か月くらいから次第に子宮が大きくなりおなかが大きくなっていきます。
子宮が大きくなると、もちろん腸もある程度圧迫を受けてしまいますから、よけいに便秘になりやすくなってしまうのです。

ホルモンのバランスも通常ではない、腸も圧迫される、また貧血のお薬などを飲むと、さらに便が硬くなり便秘がひどくなってしまいます。
食物繊維の多い栄養バランスの整った食事をしっかりたべ、便秘を予防していくことが必要ですね。

間違いなダイエット方法

女性が便秘になりやすいというのはホルモンの関係だけでなく、間違ったダイエットが便秘の原因になってしまうことがあるのです。
ダイエットを行う場合、カロリー計算などをおこなえばいいのですが、ほとんどの方は、「食事の量を減らせばいい」と考えてしまいます。

食事が少なくなると、必然的に便の量が少なくなります。
少量しか食事をしないということになれば、水分をたくさん取っても、食物繊維の量が少ないのですから、便が硬くなってしまいます。
またダイエットとなると脂肪分をなるべくとらないようになると思いますが、そうなると便の滑りも悪くなります。

ダイエットをしたくて食事の量を減らしたりしても、結局便の出が悪くなってしまうのですから、便秘になってしまうだけでいいことはないのです。

ダイエットをしようと考えたら、まず、正しいダイエット方法をしっかり覚え、その上で、排便の機能を整えるために腹筋など適度な運動を行うようにしていくべきです。
便秘になれば便が腸でとどまっている間に腸で余計な栄養分を吸収してしまいますから、ダイエットではなくよけいに太りやすい体質になってしまうこともあります。

ホルモンの関係

便秘というと、男性が悩むよりも女性、というイメージがあります。
実際に、男性よりも女性の方が便秘に悩む方が多いようです。
なぜ、女性には便秘が多いのでしょうか。

女性は生理があります。
お産をすることができる体です。
生理の時、というのは、排卵後から月経前にかけて黄体ホルモンという女性ホルモンが非常に多く分泌されます。
ホルモンは便秘に多いに関係してきます。
黄体ホルモンがたくさん分泌されるために、腸の蠕動運動の働きが弱くなってしまうのです。

また女性は男性に比べて、筋力が弱いということも、便秘の原因となっています。
特に、運動選手や鍛えている方でなければ、腹筋は男性よりも弱いです。
腹筋が弱いということは、腸の蠕動運動も大腸の緊張も低下してしまうので、便の通りが悪くなってしまうのです。

日本人の2人に1人が便秘という状況だそうです。
女性は便秘になりやすいから・・・とあきらめずに、腹筋を鍛えたり食生活を改善したり、ウォーキングなどの適度な運動を行うことも必要です。
最近はストレス性の便秘が、男性に多くなっているようです。